■2019(令和元)年12月31日(火) 晴
今年3月、定年退職しました。
定年退職は、人生の一つの大きなゴールです。しかし、それ以上に、次のステージが始まる出発点です。
60回目の誕生日を迎えたのは2018年でしたが、実質的にセカンドステージがスタートしたのは、定年退職した今年の4月からといえましょう。
4月から再任用職員として勤務しています。週31時間・5日勤務で、月曜日は8時45分から16時45分まで、火曜日から金曜日までは15時45分までの勤務です。
短時間勤務の分、給料は少額ですが、現役時代に比べ、時間的には少し余裕ができました。
ところが、歯槽膿漏の治療や緑内障の検査、パソコンの不良や給湯器の故障への対応など、いろいろ時間をとられることがあり、自分のための時間があまりとれませんでした。
来年は、もう少しやりたいことができるようになりたいと思います。
還暦は3回目の成人式だと言う人もいます。
肉体は老いても、心は青春でありたい。
82歳の生涯を閉じるまで活発に活動した文豪ゲーテは、「年をとるということ自体、新しい仕事を始めることなのである。状況は一新し、行動することをすっかりやめてしまうか、あるいは、新しい役柄を意志と自覚をもって引き受けるか、どちらかである」との言葉を残しています。
来年も、「今日一日を無事に過ごせてありがとう」と振り返り、瞬間瞬間の小さな幸せを感じて、日常に感謝できる自分でありたいと思います。
いのち短し 走れよ ジジイ!
【PS】
ブログ6年目。
この1年で4,371件、1日平均12件、累計で25,828件のアクセスがあった。
どのような背景があるわからないが、1日で800件を超える日があった。が、こうした突然変異の日を除けば、1日2~3件程度である。
自分の記録としてブログを続けているだけなのに、文字だけで写真のないブログなのに、読んでくれている人がいることは、ありがたいことであると同時に、不思議にも思う。
文章を書くことは、時間と労力を要し、面倒に思うこともある。やめてしまおうかと思うこともしばしばだ。
毎年参加している大会などは、書くネタもなくなってくる。
しかし、継続は力である。
続けていけば財産となる。
同じ行為の中にも小さな変化が包含されている。それを見逃ささないよう、自分の感性、観察力を磨いていきたい。