0770 ツール・ド・あいち 第5回ロングライド渥美半島

■2019(令和元)年6月23日(日) 曇

 去年も時折雨のぱらつく空模様でしたが、今年も曇り空ですっきりしません。ただ、この季節にしては涼しく感じます。

 道の駅「にしお岡ノ山」にてパンの朝食。
 6時45分、万場調整池に到着。
 私が駐車した隣にはキャンピングカーがありました。
 持ち主に話しかけてみたら、この車で北海道から鹿児島まで全国各地を旅したとのこと。
 車で各地に行ってサイクリングするのもいいですね。

 午前8時スタート。
 参加者は63名と昨年より8名減少。天気不良で参加者は少ないです。
 太平洋側の国道42号はアップダウンがあって、結構疲れます。

 自然発生的にできた4、5人の集団でしばらく走っていましたが、いつの間にか一人になっていました。先に行く人もあれば、離れてしまった人もいます。

 沿道の花壇を手入れしている小学生の集団がいました。チューリップの歌ではないですが、赤、白、黄色と、いろんな花が咲いていてきれいです。
 あじさいの花もきれいに咲いています。
 渥美半島は花街道と言ってもいいですね。

 歩道を自転車で走っていたおばさん(おばあさん?)に「おはようございます」とあいさつされました。
 すれ違いの一瞬のことに少々びっくり。
 聞こえたかどうかわかりませんが、「おはようございます」と返答。
 サイクリストが多い渥美半島なので、地元の人も歓迎してくれているのでしょう。

 伊良湖岬手前の坂は激坂です。
 フロントをインナーに、リアを34Tにして、なんとか上りきりました。

 恋路ヶ浜の名前の由来は、昔、高貴な身分の男女が許されぬ恋がゆえに都を追放され、この地に暮らしたことにちなむといわれます。

 ネットが普及し、スマホ一つで観光名所の写真や動画を簡単に見ることができる時代です。でも、現地に行ってみると、映像ではわからない、五感を刺激する体験ができます。
 また、時代や背景、ストーリーを知ると、現地での満足度が高まるに違いありません。

 爽快な下り坂を終え、伊良湖港入口交差点で信号待ちがてら給水していたら、最高齢78歳のコルナゴ・マスターXに乗った久野さんが追い抜いていきました。今年も頑張ってますね。
 ところが、宮下の交差点で左折すべきところ、直進して行ってしまいました。
 コース、間違ってますよ。
 でも、いいんです。
 最後に規定距離に帳尻を合わせれば。

 西ノ浜沿い道路を走ると前方には火力発電所の煙突、左手には知多半島が見えます。風がなければ、渥美半島で一番快適に走れる道です。

 福江公園で、この日唯一のトイレ休憩。
 国道259号に戻り、宇津江までは少し交通量の多い道を走らなければなりませんが、そこからは国道脇の海岸線道路を走ります。車もほとんど通りませんし、三河湾の景色も抜群。気持ちいいです。

 馬草口の三叉路を左折して、県道2号線へ。
 渥美半島ぐる輪サイクリング大会の発着点となる白谷海浜公園を左手に見て、坂を上って右折。田原市の中心街に向かいます。
 イオンや文化会館など建物が密集して、ちょっと華やかなところです。
 ケーズデンキが見えた交差点を左折。ここからは豊橋鉄道渥美線を右手に見ながら東進となります。

 再び国道259号、田原街道を走ります。車が多く、道が狭いので走りにくいです。
 バイパスと旧道に分かれる道を、旧道の方に行くと、車の量は減ります。

 そういえば、国道259号を走っている辺りから、ずっと単独走行でした。

 老津の交差点を右折し、老津駅前の踏切を渡り、太平洋側に出る一本道を南下します。
 万場調整池と書かれた案内標識を左折し、坂を上ってゴールです。

 スタッフの宇佐美さんと久野さんの奥さんに出迎えてもらい、ゴール時刻と走行距離を記載しました。

 さて、昼食は今年も『砂場 大清水店』の豊橋カレーうどんに決めていました。
 評判の店ですが、幸い駐車場にもすぐに止めることができたし、店内での待ち時間も僅かでした。
 私は豊橋カレーうどんのファンです。
 特に砂場の豊橋カレーうどん(930円)は、うずらの卵の串揚げ(計4個)、ミニトマト、カボチャの素揚げ、ナスの素揚げ、水菜、ねぎ、豚肉が入って見た目も豪華です。
 味にも量にも満足して帰路に着きました。

参加者数:63人(ロング:34人、ノーマル:29人)、13番目ゴール
走行距離:76.9km
所用時間:3時間34分(8時~11時34分)
使用自転車:Panasonic POS チタンエンデュランスロードバイク