0707 2018年を顧みて 独り言

★2018(平成30)年12月31日(月) 曇

 今年、60回目の誕生日を迎えました。ここまでよく生きてこれたと、感慨深いものがあります。

 今年還暦の1958年生まれの男女2000人を対象に生命保険会社が行ったアンケートで、自分の人生を漢字一文字で表してもらった結果、1位は「忍」(173人)で、2位は「楽」(168人)となったそうです。
 3位は「幸」(108人)、4位以降は「無」「苦」「生」「平」「運」「耐」「波」が続きました。
 「忍」を選んだのは男性が多く、「いつも仕事優先で我慢していた」「サラリーマンは忍の一字」といった理由を挙げました。一方で「楽」は女性の方が多く、「いろいろあったが今は楽しい」「楽しい人生を生きてきた」などとしています。
 「幸」の理由は「健康で定年退職まで仕事も続けられ、自分らしい生き方ができた」(女性)などです。

 私としては「忍」と「耐」です。
 つらい、うまくいかない、失敗ばかり。
 耐え忍んできた人生だと思っています。

 でも、これが人生、生きるということ。
 野球だって、10打席で3本ヒットを打てば、三割打者。7割失敗しても一流なんです。
 サッカーJ1リーグでのシュート成功率は1割程度です。10本シュートを打っても決まるのは1本なのです。
 かのメジャーリーガー、イチローも言っています。
 「4千本安打した裏には、8千回以上の悔しい思いがある」と。
 そう思えば気が楽になれますよね。
 つまずかない方がおかしいんだから。

 還暦、定年退職‥‥‥これまで、そしてこれから。
 自分がこの先どうなるかなんて、自分にも、誰にもわかりません。
 先の見えない人生を、これからも自分なりに生きて生きたいと思います。