●2016(平成28)年9月3日(土)午後 晴一時雨
名古屋市港サッカー場で行われた天皇杯2回戦。名古屋グランパス対AC長野パルセイロ。
2013年にも同じ会場で、苦杯をなめた相手です。長野は格上相手にしっかり守備を固め、猛烈なプレッシャーでパスを寸断し、速攻を仕掛けてきます。今回も同じ戦術で来ることはわかっていたはずです。その反省を活かしてパワフルに戦ってもらいたい。
しかし、教訓は活かされませんでした。
後ろでパスを回すだけで、攻撃は封じられ、パスカットされて何度もピンチを招きました。
「ラグビーじゃないんだから、後ろにパスを出すなよ!」
思わず声が出てしまいます。
長野の方がずっとアグレッシブに戦っていました。グランパスはほとんど長野の守備を脅かすこともなく、逆に長野は速攻で何度もチャンスを作っていました。
これは、負けるな。
得点できる気配が全く感じられません。
スコアレスが続いて、後半アディショナルタイムに速攻からキーパーと1対1の場面を作られ、万事休す。
歓喜に沸く長野サポーター、罵声が飛び交う名古屋サポーター。
せっかくメインスタンドのSA席で観戦したのに、情けない限りです。