●2016(平成28)年5月1日(日) 晴
美合駅までの通勤定期は6か月で10万円以上します。通勤だけにしか使わないのはもったいない。ならば、レジャーでも使いましょう。
と言うことで、輪行で岡崎をポタリングすることにしました。東岡崎駅を起点に行き当たりばったりでペダルを回しますが、とりあえず以前テレビで紹介されていた、大樹寺に行きました。
大樹寺は徳川家の祖先である松平家の菩提寺で浄土宗の寺ですが、徳川家康公の石像があって、家康公が御本尊のような感じがしてしまいました。
境内から山門、総門(現在は大樹寺小学校南門)を覗いてみると、確かに、徳川家康公生誕の地、岡崎城が「門」の額縁の中に収まって見えます。3km以上離れた先にある城が見えるというのも奇跡的な眺望です。「ビスタライン」と呼ばれています。
これは徳川三代将軍家光が、寛永18(1641)年、家康の十七回忌を機に、大樹寺の伽藍の大造営を行う際に、「祖父生誕の地を望めるように」との想いから出来たそうです。
その後、岡崎市民が視界を遮る高層階の建物を作らなかったということも、家康公を愛し敬う心の表れで素晴らしいことです。
次に「おかざき自然体験の森」に行ってみました。
約100ヘクタールの大きな森は岡崎市民の里山と位置づけられ、自然の中の散策路が整備されています。また、水田跡をビオトープにして、竹や雑木の除伐、間伐などの手入れをして整備しています。「市民参加型の環境教育の拠点」とされています。
さらに北上して、奥殿陣屋まで行こうと思いましたが、唇が熱っぽくなり、異状に胸に汗をかいて少し寒気がしてきたので、ここで引き返すことにしました。
「一国堂」というラーメン屋で『昭和屋台の中華そば(醤油ラーメン)』を食べました。590円(税抜き)の割には具材も多く、スープも好みの味で満足の一杯です。
東岡崎の改札ゲートは、輪行袋を担いで通過するには幅が狭すぎます。JRのように幅広のゲートも設けて欲しいものです。ただ、最近の名鉄電車の車両には車椅子スペースがあります。車椅子の利用がないときは、輪行袋を置く場所として利用させてもらっています。こんな車両が順次増えていくといいですね。
使用自転車:KHS Manhattan m451S
走行距離:24.8km
走行時間:1時間59分