◆2015(平成27)年7月25日(土)夜 晴
第1ステージの覇者、浦和レッズを迎えての一戦。強豪相手、じっとしていても汗ばむ暑さの中で、勝利することができるのでしょうか。
ボール支配率は、どう見ても浦和にありました。前半19分にオウンゴールで先制され、運もないか、厳しいな、と思っていたら、すぐに永井のクロスを川又がヘディングで決めて、同点としました。
その直後、浦和の森脇がドリブル突破を図った永井を倒して一発退場。
「森脇、ありがとう!」
横からそんな声が聞こえました。
ところが、相手が1人少ないアドバンテージがあるのに、相変わらず、浦和の攻撃が優っています。
「浦和は上手いなぁ」
後半も主導権は浦和にありました。
しかし、18分、小屋松のロングパスを受けた矢野が、ミドルシュート。ゴールポストに当たってネットの内側に入ったのです。
前々節のガンバ大阪に続いての逆転です。
その後はアディショナルタイムを含めて31分間、10人の浦和に攻め続けられ、ヒヤヒヤものでした。
後の席のおばさんが、「心臓がいくつあっても足らないわ」
しのぎきっての逆転勝ち。
パロマ瑞穂スタジアムは、試合終了後も、応援歌が鳴り響き、盛り上がりました。