0155 商店街巡りとお花見サイクリング

◆2015(平成27)年4月4日(土) 晴のち曇

 仕事の関係もあって、午前中は「天白姫まつり」、午後は「藤が丘さくら祭り」へ行ってきました。

 「天白姫まつり」は、平針駅前・原南・原駅前・植田の4つの商店街が、天白公園を会場に開催したイベントです。
 東海学園バトン部や地元ダンスチームなどのステージでのパフォーマンスショー、商店街の飲食店が出店してのB級グルメコンテスト、お姫様のパレードなどが行われます。
 公園内には桜の木の下でバーベキューを楽しむ家族連れや若者達で賑わっていましたが、イベント会場は少し寂しい感じがしました。本来、商店街の集客力向上のために行う行事ですから、商店街を離れて別の場所で行っては、商店街のPRにはならないと思うのです。

 会場で、「あいうえお」の『アナタにあげたいカレーパン』を3個買って、家に戻りました。
 ところが、これが家族に不評でした。「1980年以来、守り続けた当店自慢のカレーで作りました」「お餅入り 子供から大人まで楽しめる」とパッケージに書かれていたのですが、中に入っていたお餅が御菓子のように甘く、加えてカレーのルーも甘くて、スパイスが効いていないのです。娘は「美味しくない」と半分残し、私がそれも含めて1個半食べた次第です。

 午後、藤が丘まで走りました。
 植田川に沿って、名古屋長久手線に至り、大久田東交差点を左折すると、薄ピンク色の桜の花が道路を覆うように咲いていました。桜の咲く時期に藤が丘に来たのは初めてで、こんなに桜がたくさんある街だとは、正直驚きました。
 藤が丘中央商店街が「藤が丘さくら祭り」と銘打ってイベントを開催するのに合点がいきました。
 藤が丘駅一帯にはフリーマーケットや物産展も数多くあり、飲食店の前には簡易テーブルが設置され、歩道は人で溢れていました。自転車に乗って通行することは不可能です。午前中の天白姫まつりとは比べものになりません。

 商店街というと「○○銀座」の名称が多い。全国どこにでもあって、まるで商店街の代名詞みたいになっています。「銀座」は本家の東京だけでよいでしょう。みんながみんな「銀座」になる必要はないのです。

 近年、コンパクトシティ(集約型都市構造=都市機能と公共サービスを集中させた拠点都市)という街づくりが進められています。
 今までの日本は、全国どこに住んでいても、地域差なく、便利に生活できる国土を目指してきたと言えるでしょう。これからは、ある程度都市機能を集積させ、生活基盤整備を節約し、自然を守るため、地域生活共同体を一定区域に集約すべきだと思うのです。

 ドイツのフライブルクという脱自動車の都市があります。人口は20万人ですが、中心部には一切自動車を入れず、パーク・アンド・ライド(park and ride)方式で一定の場所で自動車から路面電車に乗り換えるようになっています。環境保護はもちろん、交通渋滞を防止する、高齢者を住みやすくする、商店街を活性化するなど、総合的な街づくりを目的としています。

 私は、都市中心部での移動手段として、自転車をもっと活用して欲しいと考えています。藤が丘周辺を走ってみると、道路も歩道も狭く、自転車にはやさしくありません。

 帰路、山崎川に立ち寄りました。満開のピークを少し過ぎていましたが、桜を見ようと多くの見物客が詰めかけていました。おそらく、この土日が最後の見頃だと思います。

 中国語が耳に入ったり、カメラを手にした欧米系の姿を見かけたり、外国人の方も多く訪れていました。

 藤が丘の桜も見事でしたが、やはり、山崎川の桜の方が素晴らしい。名古屋市内には鶴舞公園荒子川公園香流川など桜の名所は数多くあります。でも、全国で桜の名所百選に選ばれた山崎川が一番です。桜と、川と、街並みのバランスが最高だからです。
 道を覆い尽くす花の下を、自転車を押しながら歩いていると、まるで桜のトンネルの中を通過しているようです。道端には桜の花びらが落ちて、まるでピンクの雪が積もっているかのようです。
 桜の咲く日本に生まれて良かった。この瑞穂に住むことができて良かった。

使用自転車:KHS Manhattan m451S
走行距離:50km
走行時間:3時間49分