■2014(平成26)年12月31日(水) 晴時々曇
今年の締めくくりは、Run&Ride。
幸い、左足ふくらはぎの痛みも治まりました。ただし、無理は禁物。短距離で収めます。
午前中、天白区の相生山へポタリング。
午後は、瑞穂公園でジョグ。
相生山の木々がうっそうと生い茂る林の中に、コンクリートの重厚な造りの五角形の建物があります。葉書塔と呼ばれる一風変わった建造物です。郵便ポストと同じような投入口を覗くと何枚もの葉書がありました。
葉書塔は、昭和2年、新愛知新聞社(後の中日新聞社)が愛知県の新十名所を募集したときに集まった850万余枚の投票葉書を収めたものだそうです。以来、葉書塔は緑の多い風光明媚な相生山の象徴となりました。しかし不幸な戦争で段々忘れられていき、長年の風雪で外観が風化していきました。建立60年後の1987年(昭和62年)、地元の住民の方々により修復されました。
その際取り付けられたという銘板に感銘しました。その内容は次のとおりです。
「 相 生 の 祈 り
願いと望みのある人(あなた)は
祈りの葉書に託して叶えてください
悲しみと迷いのある人(あなた)は
悩みの葉書に託してしずめてください
愛と幸せのある人(あなた)は
喜びの葉書に託して分けてください
心から心へ
慈しみと安らぎと喜びを届ける葉書
人々(ひと)から人々(ひと)へ
友愛と平和と感謝をひろげる葉書
一切(すべて)から一切(すべて)へ
循環と調和と共感をみたす葉書
人々(ひと)と一切(すべて)のための
心の縁(えにし)の象徴(しるし)として
この葉書供養塔がありますように
昭和六十二年七月二十三日 」
メールが主流の時代になり、手書きの葉書で気持ちを伝え合うことが少なくなりました。でも、デジタルであっても、文字で気持ちを伝えることは、これからも変わらないでしょう。
使用自転車:KHS Manhattan m451S
走行距離:16.1km
走行時間:1時間07分
使用シューズ:adidas サヴィーノライト
走行距離:6.8km
所要時間:1時間02分