0083 渥美半島ぐる輪サイクリング下見走行

■2014(平成26)年8月31日(日) 曇のち晴

 朝方は曇だったものの、田原市の白谷海浜公園に着いたときは晴れ間がのぞき、天気予報が良い方に外れて晩夏の太陽に包まれた1日となりました。

 渥美半島ぐる輪サイクリングは今年、第10回の記念大会を迎えます。安田大サーカスの団長が参加の予定です。嬉しいことに出演料なしで来てくださるとのこと。気前が良いですね。
 この大会は愛知県サイクリング協会の主催ですが、実質的には株式会社深谷産業さんによって運営されています。深谷産業は、自転車通にはお馴染みのミノウラやエディメルクスなどを扱う名古屋の自転車卸売会社です。

 サイクリング協会の12名の他、深谷産業の社員、地元のふたば屋輪店精鋭隊のメンバー、約40名が集合しての事前下見走行会です。
 “精鋭隊”というだけあって、私のようなへたれサイクリストとは違い、バリバリのローディー達です。その中に、今年も、いました。自衛隊かぶれの男が。カーキ色のブリヂストンアンカーのバイク、カーキ色のヘルメットにシャツとズボン。いつでも出動OKの出で立ちです。

 サイクリング協会は一番距離の短いCコース、精鋭隊はBコースを試走します。
 立哨場所、その担当者を確認しながら、進みます。午前中はサンテパルク田原、太平洋ロングビーチを経て、赤羽根港まで10kmほどの距離ですが、1時間以上要しました。
 お昼は赤羽根港近くの『鈴木屋』で、うな丼。美味しかったですが、ひつまぶしのように細かく刻んだ鰻が申し訳程度にご飯の上に乗っているだけで、物足りなかった。うなぎ高騰の折、2,100円でこれなら仕方がないのかもしれませんが……。
 正午、精鋭隊に続いて、私たちも伊良湖に向かって出発。
 電ちゃん、Obaya4さん、FOCUSの山田さんの3人は、『ツール・ド・あいち三河鳳来寺山』と『幻のウルトラ愛知』の下見のため、ここで解散です。

 太平洋の青い海を左手に見ながらのサイクリングロードは爽快そのものです。大勢のサーファーの姿が、夏の季節をいっそう感じさせてくれます。ただ、落ち葉と砂に覆われた道がしばらく続いたのは閉口してしまいましたが。

 恋路ヶ浜の周辺では、来週開催される伊良湖トライアスロンに向けて、練習中の人が何人もいました。

 ところで、今日乗っている自転車はTREKのF600というフォールディングバイクです。
 理事長さんのTOYOTA・Ractisに水野さんと一緒に乗せてきてもらいました。自転車3台を積載し、人間が3人乗車するため、少しでもコンパクトな方がいい訳です。
 2003年モデルのトレックの折りたたみ自転車は、非常に希少価値があるでしょう。今は廃盤商品となっているからです。今日も、豊川市在住でサイクリング協会の西川さんに「トレックの折りたたみって珍しいですね」と言われました。

 伊良湖からは国道259号線、福江を経由して石神交差点を右折、県道398号・高松石神線で八王子の三叉路に行きます。Cコースの分岐点です。ここから、川沿いを走り、江比間で再び国道に合流。後はゴールの白谷海浜公園までオーシャンビューの快適な道が続きます。ただし、馬草口の三叉路に注意。左折を忘れて、真っ直ぐ進んでしまうと、田原市街地に行ってしまいます。でも、大会当日はスタッフが誘導するので、安心です。

 午後3時過ぎ、私たち9人の協会メンバーは白谷海浜公園に到着。しばらくして、深谷産業のワゴン車や精鋭隊のロードバイクが次々と帰ってきて、本日の下見走行は終了しました。

使用自転車:トレック F600
走行距離:63.7km
走行時間:3時間38分