■2014(平成26)年6月29日(日) 晴時々曇
伊勢・三河湾は今年も雨でした。
自主走行したこの日も、午前3時に出発するつもりが雨が上がるのを待っていたら1時間遅れました。
ワールドカップ決勝トーナメント1回戦、ブラジル対チリの結果を見届けてから、自宅を出発。
黒い雲が空を覆っています。
国道1号の路面は濡れていました。マンホールや轍で転倒しないようスピードは控えめに。
早朝、暗いうちですから、車は少ないのはいうまでもありません。
4時40分、日の出。曙光が差し、大地が目覚めたかのように明るくなってきました。
早朝から、ロードバイクに乗っている人が多いです。「おはようございます。」とあいさつしながら、抜き去っていったローディ。私も「おはようございます。」と返事。
鈴鹿市役所を通過したところで、推奨ルートでは直進して国道23号に合流しますが、一本西側の県道645号線を走ります。トラックとの戦い区間を多少なりとも軽減させることができます。この道は車が少なく快適に走れます。途中の石垣公園にてトイレ休憩。
三重県には、鈴鹿川、雲出川、櫛田川、宮川と4つの一級河川、そして安濃川、岩田川、五十鈴川などがあります。水と緑の豊かな県だと言うことが改めてわかりました。ただし、橋を渡るたびに上り下りがあるのは避けられません。
津市に入り国道23号に合流。さっそく、大型トラックが襲ってきました。道幅が広いので助かりますが、やっぱりビクッとしますね。
「小津」の交差点を左斜めにカーブ。鳥羽まで41kmの標識。
ここから次の分岐点「通町IC」交差点までは単調な道が続きます。
でも、曇で強い日差しがなく、追い風の援護も受け、自転車は快調に前に進みます。
『HOTEL べんきょう部屋』
道路沿いにおもしろい名前のラブホテルを発見しました。
通町ICを左折して西進。進行方向に見える小高い山の上に、キラキラ光る天守閣が目に入りました。伊勢安土桃山文化村です。昨年まではその存在に気づきませんでした。のんびり走行のおかげで目にとまったのでしょう。
二見シーパラダイスで、アシカ?(orアザラシ?)を見物。二見浦周辺の伊勢湾は四日市あたりの海と比べると、とても澄んでいます。伊勢志摩国立公園の名称に恥じない美しさです。
JR参宮線の『松下』駅に立ち寄ると、ちょうど11時05分発名古屋行き『快速みえ』がホームに入ってきました。おばさん3人が乗り込んでいきました。
11時35分、鳥羽に“とうちゃこ”(火野正平ばりに)。
鳥羽駅前には、志摩国鳥羽が生んだ真珠王・御木本幸吉の銅像。大きな真珠に手を添えて堂々と立つ偉人の前で写真を撮り、サイクリングは終了です。