0006 平洲記念館

■2014(平成26)年1月11日(土) 晴

 1月2日に見学できなかった東海市立平洲記念館に行ってきました。
 県道55号線を南下し、「平洲橋西」交差点を左折、「平洲橋」を渡った先の小高い丘の上に、その建物はあります。
 見学者は私以外にいませんでした。

 館内には細井平洲が書かれた掛け軸が展示されていました。私が心を引かれたのは、「学(がく)、思(し)、行(こう)、相須(あいま)つ」という教えです。これは、「学んだことを、よく考え、良いと思ったことを実行する。学んだことを実行して初めて学んだことになる。」という意味だそうです。学問するということは、知識を得るためだけのものではなく、学んだことを生活に生かして、よりよくしていくことが目的なのだ、ということです。

 もう一つ、細井平洲を師匠とした米沢藩主・上杉鷹山の「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」も有名です。やればできる、やらなければできない、「できない」のは、やらないだけなのだ、ということです。一生懸命に努力してもできないこともありますが、「為せば成る」の精神でやってみることが大切なのでしょう。

 平洲の生まれた東海市には「平洲保育園」「平洲小学校」「平洲中学校」があります。施設や交差点の名称に、郷土の偉人の名が留められていることを知った次第です。

使用自転車:ミニベロ(KHS・マンハッタンMC451)
走行距離:29km
走行時間:1時間36分