0005 歯は命

■2014(平成26)年1月8日(水)

 定期検診で歯医者に行ってきました。
 私は歯並びが悪いので、歯石が付着しやすいのです。定期的に歯石を除去しないと、歯周病になったり歯肉が下がってしまいます。最終的に歯を失ってしまうことになりかねません。

 人間の歯は、上下左右のブロックにそれぞれ8本あり、全部で8本✕4=32本あります。「親知らず」を抜いたり、顎の骨の中に埋まっている人は、28本となります。
 私は親知らずを3本抜いたので、今29本です。
 歯は、基本的に人間が死ぬまで持つようにできているらしいのですが、外部からの強い衝撃を受けて割れたりするようなことを除けば、虫歯や歯周病など病気で失われるのです。歯は加齢自体によって失われるものではないので、歯の健康を保つためのマネジメントが大切なのです。
 筋肉や骨は、再生することができますが、歯は再生することはありません。風邪を引いて、放置しておいても自然治癒力で治りますが、歯の痛みは自然に治ることはありません。

 私は、朝、昼、晩と1日3回歯磨きをします。米大リーグのイチロー選手は1日5回も歯を磨いているそうです。トップアスリートは「身体のケア」はもちろんのこと、「歯のケア」も怠らないのですね。

 「齢(よわい)」と言う漢字は「歯」に「令」と書きます。辞書をひもとくと、「歯の数で人の年を知ること」とあります。歯が無くなると上下の顎間(がくかん)距離が短くなり、「老け顔」になります。昔の人は、残った歯の本数で、年齢を知ったそうです。

 芸能人は歯が命―――むかし、こんなコマーシャルがありました。
 でも、一般人にとっても歯は命と言えましょう。
 自分の歯で、自分の口で、美味しいものを食べられるって、幸せなこと。

 歯の健康を保つことは、体全体の健康の維持につながります。運動能力も向上し、仕事の能率も良くなります。
 虫歯になってから、調子が悪くなってからではなく、定期的に歯をケアしていくことが大事です。そして、できるだけ長く、サイクリングやランニングを続けていける体を維持したいものです。